行政が提案した「3年計画で国基準90パーセントまでの保育料値上げ」案(現在は平均約78%)、については、85パーセントまで抑えることができました。しかし、04年度保育料は、今まで「月額最高1000円以上値上げはしない」と、長年、宝保連と結んでいた協定を市が一方的に破棄し、交渉決裂の末、原案通りの保育料に決定しています。残念ながら、宝塚市は全国でも非常に高額の保育料の設定になりました。所得の多い階層では国すでに基準100パーセントで日本一高い保育料を払っている現状の中、これ以上保育料を値上げすることは、所得の低い階層の値上げを意味します。
本年度の保育料は階層区分を国基準に合わせるため、2500円値上がりした方と、大幅に値下がりした方がいますが、H18年度までに国の徴収基準の85%まで改定を実施すると、多くの階層でさらに2500円近くの値上げが予想されます。
国基準の保育料といえば、全国平均のように思えますが、本当は児童福祉法で市町村は家計に与える影響を考慮して保育料を徴収するように記されており、全国どこの市町村でも国基準に対して大きな軽減率を設けています。30〜40%の軽減率を設けているところが多く、宝塚の今回の国基準85%は軽減率15%で破格に高い保育料になっています。他市に引越しをすると、今の保育料の3分の2ぐらいになることもあるのですよ。しかし、保育料が高すぎる!安ければそれでいいと言うわけでもないのです。保育単価といって、子供一人に対しての保育に掛かる金額がありますが、保育所職員の人員配置数などによって、市町村によって保育単価も違います。宝塚市は質の高い保育環境を維持してきたので、保育単価は全国平均の中でも高い方と思われます。子どもたちの保育環境を維持してほしい、だから、保育料が少し高い目なのは仕方がない、とは言え、今回の急激且つ大幅な保育料値上げは納得できません。
今後も持続的交渉を粘り強く続けていきます。
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